私立RPGハイスクール購入しました。
「月刊ゲームジャパン」誌に3年間にわたって連載されたTRPGコミックです。
著者はこいでたく先生。
私のバイブルRPGなんてこわくない!の著者さんです。
せっかくなので他のTRPG関連書もいっしょに記念撮影。
RPGなんてこわくない!も、TRPGの楽しさ伝えてくれる良書でしたが、私立RPGハイスクールもTRPGにまつわるアドバイスやうんちくも豊富で、初心者から熟練者まで楽しめる本となっております。
ケンカに飽きてTRPGをはじめたいと思っていた女番長マキとその仲間達が、お嬢様学校に通うTRPG熟練者の音黒之魅子(ねころのみこ)に出会いTRPGの楽しさに目覚めていくという内容です。
いっしょに遊ぶメンバーも、キャラシートのイラストも優美でリプレイまで起こしてしまうインテリ不良や、妄想爆発パワープレイヤー、そして女性生徒会長もちろん性格はまじめ、という濃いキャラクターばかりです。
扱われている内容も、ルールブックはどう買えばいいのか、GM初挑戦時のエピソード、コンベンション参加やオンラインセッションに関するエピソードめでと幅広く扱われています。
ソード・ワールド2.0や、現代忍術バトルRPG シノビガミ -忍神-、アルシャードガイアなど、実在しているシステムでのプレイの様子なども紹介されています。
巻末にはRPGジャンル別カタログも収録されているので、TRPGはじめてみたいと思っている方には本当にオススメできる一冊です。
友達誘う際もこの本と遊ぶ予定のシステムのリプレイをあわせて読んでもらうと、TRPGについて理解してもらいやすいかもしれませんね。
作中でも描かれていましたが、TRPG知らない人にTRPGを説明するのはなかなか難しい作業ですよね。
こいでたく先生自体もTRPG遊ばれている方だからでしょうね。思わず頷いてしまうような名言もいっぱいありました。
ゲームのうまい人は自分が楽しく、さらに他のプレイヤーも楽しくさせられる人。GMはさらにそれを自発的にできる立場という言葉は、実際に作中で楽しんでTRPG遊んでいる様子を丁寧に描いてくださっているので、そちらといっしょにみると、本当にそうだよなという気持ちになれるのです。
本当に名言が多いんですよ。音黒之魅子は良いこと言うのです。
こちらのコミックス読むと、TRPG遊んでみようかな、GM挑戦してみようかなと思わせてくれます!
- こいでたく
- ホビージャパン
- 1200円