ソードワールド2.0リプレイ from USA(1) 蛮族英雄─バルバロスヒーロー読了!これはとてもいい本ですよ!
著者はグループSNE期待の大型新人、ベーテ・有理・黒崎さん!日本人とアメリカ人のハーフ、声優さんにして、TRPGの本場アメリカからやってきた最終兵器!それがベーテさんです!
蛮族英雄─バルバロスヒーローは、発売前から主催しているオンセの雑談チャットなどでも
「from USAとは何だろう?」
など話題沸騰だった期待の新リプレイシリーズです。
ベーテさんは、SNEさんの新人さんです。マージナルライダーのサイト上のリプレイなどで、お名前拝見していたのですが、前述したとおり異色の経歴をお持ちの方です。
リプレイ中でもベーテさんの経歴や、主観を生かした描写を楽しめます
セッションの裏側の様子から、アメリカのTRPG事情までわかります!
企画の立ち上げや、セッション裏の様子などが描かれるリプレイはたまにありますが、そこにベーテさん視点が入るとこんなに面白くなるのかと驚く作品です。
個人的に「ミスター北沢」からツボでした(笑)
キャラに関する挿絵だと思ったら、ベーテさん自身のイラストだったり。ベーテさんだけが描かれた挿絵とかあるんですよ!こんなのみたことないです。
アメリカにはそもそもリプレイという文化がないそうなのです。兄弟や近所の人がTRPGについては教えてくれる夢のような環境。そういえばETでもTRPG遊んでいる描写がありましたね。
そういう文化の差はキャラメイクやシナリオ内でも描かれているのですが、そういうジェネレーションギャップを感じながらも、PLの方たちと楽しそうにセッションをしようと奮闘されている様子がとても好印象。
ベーテさんと一緒にTRPGを遊ぶと、とても楽しそうだなと思わせてくれる作品です。
内容はあくまでもきちんとしたものです。何よりTRPGは楽しいものだと伝わるところが素敵です。
こちらのリプレイシリーズは、先日発売されたバルバロステイルズに収録された蛮族PCとしてドレイクPCが参加しています。
穢れなどのペナももちろんですが、設定やロールも難しいドレイクPCですが、こちらのリプレイでは違和感なく冒険者として描かれています。
もちろんファーストコンタクト時のPC間での葛藤や友情なども、きちんと描かれています。
一般技能の使い方や選択もいい感じ。NPCの宿の店主など一般技能とGMさんの知識が活かされた素敵キャラでした。
PCの設定も経歴表活かした個性の強いものもあるのですが、それが進行の邪魔にならないというか、キャラの掛け合いに生かされていて、こういう遊び方してみたいなと思わせてくれる作品です。
とても面白く実際のセッションにも参考になるリプレイシリーズなのです。
リプレイの舞台は、12月サプリの発売を控えている「集いの国リオス」なので、こちらのNPCも収録されるかもしれませんね。
リオスに暮らすNPCが100人収録されていて、そのNPCが登場するランダムシティアドベンチャーと、ダンジョンシナリオが収録される素敵サプリ。こちらも楽しみです。
本の感想をつぶやいたら、TRPGプレイヤーの方からの反応が!
読んでいる途中でTwitterで面白い!とつぶやいたのですが、TRPGプレイヤーの方からいろいろ反応いただいて嬉しかったです。
実際に購入してくださった方もいたようで嬉しい限りです。
Togetterでつぶやきまとめてくださった方もいました。
Twitterでは、TRPGに関するつぶやき多いわけですが、こういうやり取りはやはり楽しいですね。
自分の好きなものを他の方も好きと言ってくれる人がいるのはやはり嬉しいです。
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とても面白く実際のセッションにも参考になるリプレイです
うん、面白い。
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冒険の可能性を広げる蛮族プレイ!!