神統記-Theogonia-のプレイログ拝見しました。
神統記-Theogonia-は、 第8回TRPGいろいろプレゼン大会!で紹介されていた同人TRPGです。
オンラインルールブックという形でネットで公開されています。
『神統記』は神話をテーマにしたTRPGです。
幻想世界パンゲアの神となり、悪徳に浸り堕ちた邪悪なる神々や、異世界からの侵略者である魔族と戦うことになります。
システムは、SRSを利用されているのですが、ルールもそれを紹介するサイトもわかりやすく整理されています。
サポートブログやツイッターで体験会という形でプレイヤーさんを募集されていたのですが、今回公開されたのはその体験会のプレイログになります。
サイトで公開されているシナリオを遊ばれたプレイログなのですが、『神統記』の魅力や楽しさを伝える素晴らしいプレイログです。
ただ公開されているシナリオのネタバレを含んだものなので、未プレイの方などはお気をつけください。
ネタバレしないように感想を書くのは難しいのですが、 WEBで公開されているルールのプレイログとしてとても面白く拝見したので少し感想など書いてみます。
プレイログがとても読みやすい。神統記遊びたくなります。
デザイナーさん自らGMされた公式サイトで公開されているプレイログということで、とても読みやすいプレイログです。
参加されたPLさんのロールも素晴らしいので、神統記遊びたくなります。
プレイログのシーンの描写の間に挿入される解説や特技の解説もとてもわかりやすいです。
特技に関しては、技能ひとつひとつに詳しい効果が紹介されているのですが、これはネットで公開されているルールブックならではの試みだと思いました。
俗にいうそのまま遊べるデータなので、商業のリプレイではまねできないところだなと思いました。
PCは神様。とても強いです。
PCは神様ということでとても強いです。
最初からアインへリアルという感じ。
PCの神様ぶりを演出する能力を再現するフレーバー要素の強い神威というルールや、教義にあった神様らしいプレイをしてもらえる神徳というポイントなども、システム面で支えてくれています。
エピックフェイズが素晴らしい!
『神統記』では経験点の配布などを行うアフタープレイの前に、今回のセッションを振り返り、エンディングフェイズまでの結果を踏まえて、今回のシナリオがどのような形で人々の記憶に残り、神話や叙事詩として記録されるのかを決定するエピックフェイズというルールが存在します。
これが素晴らしい!
ロールの出来などを評価して経験点に反映されるシステムは多いですが、セッションを参加者でふりかえり、実際にどんな活躍をしたかを書き出しまとめるという作業をきちんとシステムに組み込んだのは素晴らしいですよね。
きちんと書き出しまとめるというのがいいですよね。自分や参加した方の活躍をまとめた伝承は、まさに自分たちが作り上げた神話といった雰囲気。
PLとしても思い出深いものになると思います。
セッションの感想や反省会の有無や是非に関しては、TRPG周辺ではいろいろ話題に上がることは多いわけですが、やはりこういう部分までも含めてTRPGの楽しさだと個人的には思うので、こういう活動をシステム化してくれているのは本当に嬉しいです。
第一回『神統記』体験会ということで2回以降にも期待!
サポートブログでは、第一回『神統記』体験会という案内だったので、2回以降の体験会やプレイログにも期待大です。
実際のセッションを反映して、早速ルールのアップデートもされていました。
ルールがWEBで公開されているので、自分たちのプレイグループでも遊んでみたいなと思いました。
『神統記』リプレイ企画もあるようなので、実際に遊んだら応募してみたいものです。