おちおち死んでられまへん―斬られ役ハリウッドへ行く
読みました。
時代劇を見たことがある人なら、必ず顔は知っている日本一の斬られ役 福本清三さんに関する本です。
どこかで誰かが見ていてくれる―日本一の斬られ役 福本清三
は、ハードカバーで読んだことがあったのですが、こちらも面白かったです。
ラストサムライ出演に関する話や定年に関する話など、人柄がわかるきさくな文体で書かれています。
巻末の出演作品おすすめリストもいい感じです。
15歳でふるさとを離れ、大部屋俳優として過ごされてきた福本さんが定年をハリウッド作品で迎えるというのはとても運命的ですよね。
お人柄でしょうか達観した印象すら感じる場面もありますが、やはりところどころに時代劇や日本映画に関する思いや、東映時代劇映画の盛衰とともに歩んだ福本さんの熱い思いを感じさせる発言もあり、胸が熱くなりました。
TVで福本さんをみつけるたびに、その人柄を感じさせてくれるようになる素敵な本だと思います。本当にお勧めです。
問題はほぼ悪役をされているだろうという点でしょうか、ある意味ツンデレ?(笑)
よく利用させていただいているASPの新機能の検証作業などしています。
SEOにかかわることなので少しずつ効果測定。