今日は月に一度の研究会でした。今回で30回だったのですが、第1期の経営研究会修了ということで特別な回になりました。
私もマーケティングに関する発表をしなければいけなかったのですが、諸先輩がたを前に何を語ればいいのか!という状態だったのですが、仕事でもよく話題に上がる顧客維持型マーケティングに関する話をさせていただきました。
質問にも恵まれどうにか発表することができました。
いつも教わるばかりだったので、最後に何かしら発表できてよかったです。
参加したばかりのころは、専門用語の意味すらわからず右往左往したものですが、最近になり研究会で教わったことが仕事をしていく中で自分の実感として感じられる場面も増えてきました。
メンバーさん同志の交流はなくなるわけではありませんし、なにより学習は一生続けて行かねばならないとあらためて確認できる修了式になりました。
3倍仕事をして、10倍勉強する
メンバーさんにいい近況報告ができるように、次お会いしたときに良い顔していられるようにしたいです。
昼食会の買出しの際、先輩経営者さんから
「たぐっちゃんは、いい意味でIT業界の人ぽくないよね」
という感じのことを言われました。
私の経営の師匠と思っている方からの急なセリフだったので、一瞬戸惑ったのですが
「たぶんお客さんのおかげだと思います」
と自然と答えている自分がいました。
そのときはなんともなかったのですが、帰宅途中の車の中で不意にそのやりとりや、いままでの研究会のこと、仕事のことが頭の中でまわりだし、こみ上げてくるものがありました。
何ともいえない感謝の気持ちと、もっともっと頑張らねばという気持ちが湧き出してきました。
代理店さんからいただく仕事以外の直接お受けする仕事のほとんどは、私と同年代もしく先輩にあたる経営者さんがほとんどです。
実際にお会いして写真撮影したり、インタビューしたり、一緒にコンテンツ考えたり、立ち上げ後も更新のネタを探したり…
IT業界というと何かしら華やかなイメージがあるようで、人とお会いしてもそういうこと言われることは多いのですが、実際はひとつひとつブロックを積み上げていくような地道な作業です。
広告代理店の制作部にいたころは、クライアントさんに会うのは営業さんだけということがほとんどだったので、いままでにない作業や苦労でした。
しかしそのたびにクライアントさんの商品やサービスに対する思いや、顧客の方や中のスタッフの方に対する思いに触れられたのは、何よりの財産だったと再認識できました。
そのことにあらためてきづかせてくれた研究会への思いなどもこみ上げてきて何ともいえない感情でした。
その先輩経営者さんは去り際に、中島みゆきさんの「重き荷を負いて」の歌詞が書かれたプリントをくださいました。
「経営ってこういうもの」
そういって渡されたその歌詞の内容は、躓き傷つきながらも、自分を励ましながら、必死で生きている様子が描かれていました。
「がんばってから死にたいな」
とくにこの言葉が凄い。
とにかく頑張って生きて、笑って死んで、そのとき周りに誰か泣いてくれている人がいるような人生。
いまやっていることがこういった人生に繋がるのだから、やはり3倍仕事をして、10倍勉強するしかない。