「アニメーションノート No4」を読みました。「アニメーションノート」は、いま一番楽しみにしている雑誌です。
アニメーションのメイキングマガジンということで、メイキング記事が満載です。
「鉄コン筋クリート」「パプリカ」「天元突破グレンラガン」などのメイキング記事が満載でした。
わたしが特に心を惹かれたのが「サザエさん」に関するエイケンさんの記事です。
サザエさんといえば、日本を代表するご長寿アニメですが、サザエさんの凄いところは、日本で唯一セル画のアニメーションで作られているという部分です(私の知る限り)
毎週多くのアニメが作られていますが、全てデジタル化され、作画以降の作業はパソコンを使って行われています。
手描きの素材をスキャンして取り込み、色を塗り、演出さんの意図するように撮影して、編集するといった作業を、パソコン上で行っています。
サザエさんは、ただひとつ昔ながらの手法で作られているアニメです。
さらにすごいのは、セル塗りもハンドトレースで行われています。つまり全て手作業でセルに描き写しています。
これは本当にすごいです。職人の域です。
こういった昔ながらの制作方法を続けていくためには、ものすごく苦労が多いと思います。
撮影台、編集などなど、セル画用の絵の具も太陽色彩さんの記事も載っていましたが、「もののけ姫はこうしてうまれた」や「アニメーションの色職人」をみていたので感慨深かったです。
最近のアナゴさん人気もあって(というか若本規夫さん人気だと思います)、アナゴさんの奥さんの登場もありえるらしいです!
今日のイラストは、ペインター使用。
こちらの方が描きやすいですね。回しながら描けるのがいいです。
アニメ系の絵の描き方を学んだので、自分の手の描きやすい角度にキャンパス回せるのは素敵です。