先日の鹿児島TRPG倶楽部の定期ゲーム会でマージナルヒーローズのGMをしてきました。
初GMだったのですが、PLさんのノリもよく楽しいセッションでした。
はじめてGMするときは世界観の説明など苦労することもあるのですが、マージナルヒーローズのインストは快適でした。
ニチアサタイムが頼もしすぎます。
仮面ライダー、戦隊、プリキュア。共通の知識がインストを助けてくれます。
どんなゲームなのですか?どういうPCができるのですか?と聞かれたとき、仮面ライダー、戦隊、プリキュアで説明が済むのは本当に楽です。
ルルブの四季童子先制の表紙イラストや、林啓太先生のサンプルPCイラストも合わせて見せれば一発です。
それだけで説明が終わる感じでした。
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— 林啓太 (@keita_hayashi) 2017年3月18日
マージナルヒーローズには、ハイドアウトという拠点を常備ポイントで手に入れられるルールがあるのですが、外観を喫茶店にして、裏は司令室にするなど分かっている感で安定して遊べました。
学生PCはそこでバイトしていることにしているなどしてくださり進行もとても楽にできました。
喫茶店のデータの持ち主である先輩ヒーローがヒーローデビューするPC1に若さを語るとき、GMが「若さ、若さってなんだ」とふると、すかさず「ふりむかないことさ」と返してくれる安定したセッションでした。
ハンドアウト+追加HFで、役割分担やPCイメージもばっちり伝わります。
マージナルヒーローズではハンドアウトを用意して遊ぶことが多いです。
それに加えて追加HFというそのシナリオで与えられる特殊な必殺技を与えられます。
HFはヒーローフォースといって、SRS作品で多く導入されている加護的な能力なのですが、ブレイクの際は効果が上がるなどピンチの時に強くなるヒーローぽさが表現されていていい感じです。
自分の意思とか関係なくヒーローに改造されたという設定のPCを作られた方がいたのですが、渡されたゼロダメージというダメージを0にするHFを活かしてかばう役を担ってくださり活躍されていました。
絶妙なキャラの再現性。プリティは宇宙刑事になっても強かった。
データも汎用性があっていい感じです。
セッション開始早々。手書きのメモを片手に「プリティで宇宙刑事がやりたい」と嬉々として声をかけてきたPLさんがいました。
プリキュアで宇宙刑事をしたいという感じなので、仮面ライダーができるのにと思ったのですが、見事にプリティで宇宙刑事つくられて活躍されていました。
SRS作品は豊富なデータでのPCの再現性がやはり楽しいですね。
基本ルルブのシナリオ「恐怖!アビスエール!」はわかりやすい良いシナリオ
シナリオは基本ルルブに収録されている「恐怖!アビスエール!」を遊びました。
基本ルルブに収録されてわかりやすいとてもいいシナリオで、GMもしやすかったです。
欲を言えばPC1のコネクションはイラストがほしかったです。
あと戦闘時の敵で「戦闘員」とあり戦闘員は各種いたのでとまどったのですが、正誤表で白兵と案内されていてひと安心。
まぁ実際のセッションではプラトゥーンの集団戦闘で瞬殺されたのですが…
公式のシナリオが遊びやすい、世界観の説明も兼ねているものはいいですね。
上級ルールブック収録の「英雄を継ぐ者」も面白そうなのでまたGMしてみたいです。
一番入門に適したSRSかも。これを入り口にいろいろなSRS作品遊ぶと楽しそうです。
遊んだ感想は世界観のインストも楽で一番入門に適したSRSかもしれないという印象をうけました。
どんな世界で、PCはどういう立場かを案内しやすい作品はいい感じですよね。
SRSは様々な楽しい作品がでているのでマージナルヒーローズを入り口にいろいろ遊んでみるのも楽しそうです。
怪人が巨大化した後は、メタリックガーディアンで遊ぶのも楽しいかもしれませんね。
ありがたいことに募集があればまた参加してみたいと言ってくださったPLさんもいたので、また機会があれば遊んでみたいです。