アニメ誌「アニメディア」(学研パブリッシング刊)で連載中の石田敦子さんのエッセイコミック「お江戸直球通信」を購入しました!
連載自体はとびとび拝見していたのですが、やはりまとめて読めるのはいいですよね。
堪能させていただきました。
石田敦子さんは、アニメーター・漫画家さん。
『魔法騎士レイアース』『勇者特急マイトガイン』などのアニメ作品のキャラクターデザイン・作画監督や、『アニメがお仕事!』などの漫画作品を手がけられています。
こちらのエッセイコミックスでは、20年以上にわたり絵を描くこと、アニメを動かすことに携われてきた石田さんの仕事やプライベートに関するエピソードが、赤裸々に描かれています。
とくにアニメーターになった経緯やお仕事の実態などは、これからアニメ界で働きたいと思っている人にはとても有用な情報かと思います。
なによりも石田さんの仕事に対する姿勢、絵を描いて暮らしていることの感謝や喜びが伝わってきます。
特にアニメーターになる前に通っていた看護系の専門学校の食堂で、偶然流れたガンバの冒険最終回に普段アニメも見ないような女の子達が釘付けになったというエピソードなど、アニメの力を感じさせてくれるとても素敵なエピソードでした。
私は以前アニメの仕事をしていて、いまは地元でその経験を活かしてWEBやCG・動画などの仕事をしているのですが、仕事に真摯に向き合う石田さんの姿や言葉は、ときには痛さも伴い心の中に響いてきます。
好きなことを仕事にするというのは大きな喜びそしてやりがいなわけですが、それ以上に重いことでもありますよね。自分に言い訳することもできません。
いまの仕事はアニメの仕事と比べて、スタッフロールに名前が出るわけでないのですが、形になって人の目に触れるものを作っている仕事です。
あらためてあの日の気持ちを忘れず日々の仕事に取り組まねばと思いました。
私は複数ブログ運営してるので書評などは、ジャンルごとに投稿してるブログ分けています。
こちらの本も本来ならアニメの話題を書いているブログに投稿しようと思ったのですが、アニメに関係なく仕事というものを考える上でとてもいい言葉がいっぱいの本だったのでこちらに投稿しました。
コミックエッセイということでとても読みやすい本です。ぜひご一読ください。
- 石田敦子
- 学習研究社
- 1323円
朝からタブレット持ってイラスト作業。
犬くんのイラストなのですが、やはり人とは違った楽しさ・難しさがあります。
いろんなポーズ描かないといけないので、棚から学生時代愛用していた本引っ張り出してきました。
ジャック・ハム先生の著書はいい本が多いのですが、こちらも全ページに渡って卓越した画力による挿絵に、みっしりと解説文が添えられています。
アタリから実際の絵として仕上げるまで丁寧に解説されているので、色々悩んだとき見ると解決のヒントをくれる素敵な本です。
もちろん愛犬さくらがそばにいるのもこころ強いです。さくらの動きも参考にしながら仕上げられればと思っています。