「アニメ私塾流 最高の絵と人生の描き方 添削解説80点付き」読了。
イラストやアニメに仕事につきたい学生さん必見!
絵を描くことが苦手な大人の方も絵を描くということの敷居をを下げてくれるすばらしい本でした。
「アニメ私塾流 最高の絵と人生の描き方 添削解説80点付き」とは
アニメーターで、いまはアニメ私塾を主宰されている室井康雄さんの著書。
室井康雄さんスタジオジブリに入社され、退社後、『NARUTO』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破、Q』『電脳コイル』などの作品に参加された方です。
こちらの本では、アニメ私塾で教えられている絵の描き方のノウハウとともに、ご自身が絵を仕事にしようと思われた経緯や実際にアニメーターになられた時のエピソードなど交えて、わかりやすく「絵を描く」ということについて、それを活かして人生をより楽しくするコツを紹介されています。
絵を描くノウハウも、人生の描き方も本当に参考になる本です。
見開き2ページで構成されていて、右半分のページで絵を描くノウハウや絵を描くということがどういうことか、それは人生でどういうものかを解説されています。
その内容は、絵を描くノウハウや技術やそのためにモチベーションを維持する方法、絵を描くということを人生にどう取り入れるか、さらにマネタイズしていくかなど、本当に多岐にわたり丁寧に解説されています。
左半分のページでは、アニメ私塾の受講生の描かれた絵を添削する形で、イラストを描く時のノウハウが案内されています。
受講生の方の絵も十分うまいのですが、ここまでまだ改善する余地があるのかと驚きます。
この本はまさに絵を描くということに関しては、遠回りしなくていい手法や考え方が案内されています。
本の中で、エヴァンゲリオンを14歳のころに見た、もののけ姫はこうして生まれたを食い入るように見られたという描写がありました。
私は大学でCG勉強して、その後アニメの専門学校に行ってアニメ業界に入ったのですが、同じころ高校から直接専門学校に来た方たちは、まさにエヴァンゲリオンやもののけ姫でアニメの世界を目指して方たちでした。
授業内容も素晴らしかったですが、入学するために親の説得や自分の覚悟など大変だったという話をききました。
あの時代にこの本があったらなと思います。
株式会社トリガーの舛本くんや濱田くんなど、いまもアニメ業界で活躍されていて名前を見かけて嬉しくなることがあります。
目標を達成するのに近道はないと思いますが、遠回りしなくていい手法はあると思っています。
この本はまさに絵を描くということに関しては、遠回りしなくていい手法や考え方が案内されています。
イラストやアニメに仕事につきたい学生さん必見!絵を描くことが苦手な大人の方も絵を描くということの敷居をを下げてくれるすばらしい本でした。