長島美術館、「デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展」を観に行きました。
生原稿の美しさと作品の世界観、萩尾望都先生とファンの方のお人柄の伝わる素敵な企画展でした。
「デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展」とは
「ポーの一族」を中心に半世紀の軌跡をたどる原画展です。
企画の案内文を引用させていただきます。
日本の漫画表現に革新をもたらした萩尾望都さん。
バンパネラ(吸血鬼)の一族に加えられ、少年の姿のまま永遠の旅を続ける主人公・エドガーの
哀しみを描いた「ポーの一族」は、1972年に発表された第1作から多くの読者を魅了してきました。
2016年、40年ぶりの連載再開が大きな反響を呼び、2018年には宝塚歌劇団が満を持して
舞台化するなど、今なお世代を超えて読み継がれています。
本展ではデビュー50周年を記念し、代表作「ポーの一族」を中心に、「トーマの心臓」をはじめ
とする名作の数々を紹介します。「ポーの一族」新シリーズや本展のための描き下ろしを含む
原画、予告カットなど300点以上を出品し、少女漫画にとどまらず他分野にも多大な影響を
及ぼした「萩尾望都の世界」の魅力に迫ります。
鹿児島でも実現して夢のようです。
森博嗣先生からふれた萩尾望都先生の作品と世界
私は大学時代から森博嗣先生の作品が大好きで、森博嗣先生の著書やインタビューから萩尾望都先生の作品と世界に入りました。
ポーの一族などは私が生まれる前の作品ですので、リアルタイムで追いかけられたわけではなく発表されて20数年して作品にふれたわけですが、その分一気に様々な作品を読めたので、萩尾望都先生の絵、ストーリー、世界観を堪能することができて幸せでした。
生原稿の美しさと作品の世界観、萩尾望都先生とファンの方のお人柄の伝わる素敵な企画展でした。
展示されている原画は私が生まれる前のものも多く、生原稿の美しさに感動しました。
ホワイトがわかるのは、やはり感動しますね。
途中萩尾望都先生のインタビュー動画も流れていたのですが、そちらで描かれていた絵や、部屋に飾られていたドールなども会場にあり感動しました。
プレゼント企画でファンの方に手元にわたった扉絵が、「デビュー50周年記念」に集結
展示のコーナーの一部に、プレゼント企画でファンの方に手元にわたった扉絵が飾られていました。
ファンの方が大切にとっていらっしゃったものを、「デビュー50周年記念」のために揃えられたそうです。
ファンの方と数十年ともにした原稿。
皆さん本当に大切にされていたのだと思います。
ポストカード付の「デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展」本
ポストカード付の「デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展」本も購入させていただきました。
展示されていた作品や、萩尾望都先生の作品の解説、インタビューなどが収録されていてとても豪華です。
萩尾望都デビュー50周年記念インタビュー「創作という才能」はとても読み答えがありました。
このような思いや姿勢で作られた作品だからこそ多くの方の心に残る作品になるのだなと納得しました。
「春の夢」の誕生秘話にも触れられていて、夢枕獏先生にも感謝しなければと思いました。
桜島の眺めも素晴らしい長島美術館
「デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展」本当に素晴らしかったです。
長島美術館での開催本当にありがたいです。
桜島の眺めも素晴らしい長島美術館は大好きな美術館の一つです。
日曜2時からはガイド付きで観れるという情報をもらったので、また見に行こうかなと思っています。