検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! 中小企業のWeb2.0革命読了。
検索連動型広告を上手に利用されて、ビジネスチャンスを広げてきた事例を紹介されています。
2006年発売と少し前の本なのですが、テクニックでなく事例集ということで、自分のビジネスや商品を紹介するために、検索連動型広告をどう利用されているかが、わかりやすく解説されています。
こちらの本で紹介されているサービスや商品は、福井の鯖寿司、姫路の金庫、福岡の倉庫、京都の味噌など、その内容も企業としての背景も様々ですが、検索連動型広告をうまく利用されて、販路を広げたり、ピンチから回復されたりといった様子が、インタビューをもとに中の人の言葉で熱く語られています。
みなさん自分の商品サービスに愛があるんですよね。引き込まれ一気に読んでしまいました。
自分のサービス・商品を必要としている人たちに対して、自分の貴重な「時間」や「予算」を使える。
これが検索連動型広告をふくめたWEBサービスの強いところ素晴らしい部分だと思います。
たとえば「自分のサービスや商品 地名」とかで広告出せば自分のサイトが表示されるわけですが、こういったキーワードで検索される方は、そういった商品サービスに興味のある方が多いでしょうし、うまくアプローチできれば、実際に購入まで至る可能性は他の広告手段と比べても費用対効果が高く保てるわけです。
検索連動型広告自体は、選ばれた人しか利用できないというような内容のものではありませんから、誰にだって、何時だって始めることができますが、やはり実際の店舗を運営するのと同じように、お客さんを迎えられるように様々なコンテンツを用意しておく必要があります。
この本のなかでも、実際にサイトを訪れてくれた方に対してどういったコンテンツを用意されたのかなど詳しく紹介されていました。
SEOやSEMはテクニック集的な本も多く発売されていて、内容も良いもの悪いものあたり外れも激しいのですが、こういう事例集的なものはやはりいいですね。
前述したとおり少し前の本なのですが、変わらない真実があるような気がしました。
昨日はサイトの打ち合わせで久しぶりに鹿児島市内へ。
大きな通りを10分も歩いたら、車のせいで舞い上がった灰でじょりじょりになってしまいました。
MP3プレイヤーなどのシリコンカバーはとくにわかりやすくじょりじょりでした。
お伺いしたデザイン会社さんも窓も開けられない日があったりと大変なようでした。