CSSレイアウト一番のウィークポイントはブラウザによる表示のされ方の違いです。
一般に9割前後の方が使用していると言われているInternet Explorerと、FirefoxやNetscapeとではCSSの認識のされ方が異なります。
たとえばこのブログのタイトル位置を比べても微妙に差が出てきてしまいます。
IEの場合
Firefoxの場合
Firefoxの方がちょうど良い位置に配置されています。というかFirefoxにあわせてつくってあります。
CSSを用いると、ソースの簡素化されるためSEO的に効果が高い、デザインの変更が容易など利点が多いのですが、自分が想定した通りに表示させるためには、どのブラウザにも対応したレイアウトの仕方が必要になってきます。
複数のブラウザによる確認も重要です。
ブラウザのヴァージョンによってもCSSの対応が違っていますので気をつけないといけません。
サイトを見に来てくださる方が使用されているブラウザは、アクセス解析など用いて知ることも出来ますので、それらを参考にして対応していってもいいかもしれません。
私もCSSの取り扱いには、迷う場面がたまにあります。
今日もクライアント様に指示されたブラウザ動作保証のなかに、Netscape4.0以上という指示がありました。
Netscapeは、CSSプロパティ対応していないものが多いので、注意が必要です。
とくに昔のNetscapeは、ほぼ使えません。
サイトを訪れる方の使い勝手など考えるとCSSを用いて制作したいので、クライアント様にはきちんとご説明させていただくつもりです。