母の葬儀も無事終わり。久しぶりに母と自宅に帰宅。
すっかり小さくなってしまった母ですが、我が家が大好きだったので喜んでいると思います。
葬儀には本当にたくさんの方が来て下さりありがたかったです。
私が遺族代表挨拶をさせていただいたのですが、斎場の方との打ち合わせ段階から、スライドショーの後にやるのかと、思い出の写真と素敵なナレーションのあとに、ちゃんと話せるか不安だったのですが、案の定轟沈。
母への思いや、母に親しく接していただいたみなさんへの感謝などを自分なりの言葉で伝えられればと思ったのですが、ちゃんと伝わったか不安です。
ちゃんと伝わっていたか不安なので、遺族代表挨拶を載せておこうと思います。
本当に皆さん、母に親切にしていただきありがとうございました!
遺族代表挨拶
遺族を代表いたしまして、ひとこと挨拶申し上げます。
本日は皆様、ご多用中にも関わらず、ご会葬をいただき、誠にありがとうございます。
母の発病以来、あらん限りの治療に取り組んできましたが、七月十八日、67歳をもって逝去いたしました。明るい性格の母は、まさに我が家の象徴、明るい太陽でした。
昔から母に似ていると言われていて、いつも照れ臭かったのですが、
「田口君は、何でも楽しそうに熱心に作業するね」
など声をかけてくださることも増えてきて、外見だけでなく中身も、何でも全力投球で取り組んできた母に似てきたのなら、こんなに嬉しいことはないと思います。家族のことを誰よりも応援してくれたのも母でした。
これから、父も乗船していた薩摩星雲丸での甥っ子の乗船実習、妹の看護学校の卒業、姪っ子の高校進学と、母の応援が実を結ぶ明るい出来事が続く中、その喜び を分かち合う日々の中に、母がいないというのは本当にさびしいですが、母との思い出や、母がかけてくれた言葉など大切にしながら、家族仲よく過ごしていきたいと思います。私が座右の銘にしているネイティブアメリカンの教えにこんな言葉があります。
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。
だからあなたが死ぬとき、あなたが笑って周りの人が泣くような人生を送りなさい。」
昨夜から多くの方が母に会いに来てくださいました。
その様子を拝見し、まさにこの言葉通りの人生を母は送れたのではないかと思います。あらためて母の生前中、皆様方には大変お世話になり、心から厚くお礼申し上げます。
皆さん母に親切にしていただき、本当にありがとうございました。
残る遺族一同にも故人同様のご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。
誠に措辞ではありますが、お礼のご挨拶といたします。
本日のご会葬誠にありがとうございました。
涙が出そうになるスイッチが、いたるところに隠れていて、とにかく水分不足になりそうな数日間でした。
地元のお祭りで忙しいのに青年会議所のメンバーさんも顔を出してくださり、母も青年会議所の事業によく参加してくれていたなと思いだしスイッチ。
父の涙ぐむ姿にスイッチ。
帰宅して探し物をしていていてもう母に聞けないということに気づいてスイッチ。
みんな帰ってきたのに母だけいないのが不思議そうな愛犬さくらの姿にスイッチ。
これからもあらゆるところに潜んでいる涙が出そうになるスイッチにおびえながらも、母との思い出を大事にして頑張っていきたいと思います。
久しぶりにパソコンに向かっているのですが、印刷所からお客さんのパンフの発送の連絡メールが来ていたり、8月9日の青年会議所の事業への申し込みも来ていたりと、作業再開モードです。
仕事も青年会議所の活動も、一番応援してくれていたのは母なので、心配かけないようにしていきたいです。
玄関に合格した日から飾ってある母のおたから発見★いちき串木野検定の合格証をみながら、仕事も青年会議所の活動も頑張っていければと思います。