TRPGはいまこれを遊んでいます。銀剣のステラナイツ。1人2役演じるTRPG、ペアとのかけあいでゲームは進みます。 PC同士のかけあいがとことん楽しめるTRPGです。
1人2役演じるTRPG、ペアとのかけあいでゲームは進みます。
PC同士のかけあいがとことん楽しめるTRPGです。
銀剣のステラナイツ基本情報
『銀剣のステラナイツ』は、物語の登場人物となり、世界で一つだけの最高傑作のストーリーを参加者全員で作るテーブルトークRPGというジャンルのゲームです。積層都市アーセルトレイ。あらゆる世界の住人が集う人類最後の楽園で、全ての人はいずれ“星喰”の怪物と化す。大切なパートナーと、私たち騎士は怪物に立ち向かう。いつか自身が“災厄”になろうとも―運命的な出会いと、かけがえのない日常と、全てをかけた戦いと。あなたがいたから、私はこの場所にいる。だから行こう。そして勝とう。
2役演じるTRPG、ペアとのかけあいでゲームは進みます。
ステラナイツのPCは、ブリンガーと、そのブリンガーが振るう武器シースの二役を演じます。
ブリンガーの左隣がそのブリンガーのシースというようにPL二人一組でかけあいをしながら、世界の命運を握るステラバトルに挑みます。
飛び交うブーケ!ロール好きな方にはたまらないTRPGです
キャラメイクの段階からペアを意識したキャラメイクに取り組めます。
アイデアを出しながら作ったPCは、ロールプレイの掛け合いもしやすく楽しいです。
PL同士も自然と相談する機械増えるので、いい雰囲気で遊べる感じがします。
「尊い」で表現されるようなペア同士の掛け合いで、他のPLさんはブーケをとばします。
ブーケはヒーローポイントのように使うことができ、ペア同士かけあいをがんばると活躍する機会も増えるという面白いシステムです。
ロール好きな方にはたまらないTRPGかとおもいます。
公式サイト情報
ステラナイツの公式サイトにはシート類だけでなく主題歌などのコンテンツも豊富です。
世界を彩ってくれます。
ルールブック紹介
銀剣のステラナイツの基本ルールブックです。
ルールとデータだけではなくリプレイも収録されています。
銀剣のステラナイツ ミニノベル
銀剣のステラナイツのプレイをもとにミニノベルを書いてみました。
第1章 科学の世界から来た少年 ハヤト
六大学合同学園祭を2日後に控え、学内は活気に満ちていた。
アーセルトレイ公式大学付属小学校も各クラスや各クラブのイベントや出店の準備でにぎわっていた。
特に人気なのがイケメンコンテストだ。
小学校から大学までそれぞれその年の一番魅力的な生徒を決める一大イベントだ。
イケメンコンテスト小学生の部、女の子の部門にエントリーされたのが、ブリンガーであるハヤトの大事なパートナー、シースのアイリスだった。
コンテスト会場に自分で発明したランドセルロケットで駆けつける。
新たな発明品をまたいつものように笑顔で喜んでくれるかと思ったハヤトの前に現れたのは、いつもと違うアイリスの姿だった。
コンテスト用の紫のドレスを身にまとったアイリスは、いつも以上にかわいらしくきれいだった。
アイリスもいつもと違う姿を見られてに照れくさそうだ。
「あっハヤト。どうかな。こんなの似合わないよね」
いつもと違う彼女の表情にハヤトは上手く言葉を返せなかった。
「本当にきれいだよ!誰が見ても本物の人間だよ!」
言ってしまってから、ハヤトは余計なことを言ってしまったことに気づく。
気にするように肘をさわるアイリス。そこに不自然なところはない。
どこからみても人間の少女にみえるが、彼女はアンドロイドだった。
第2章 身代わりとして作られたアンドロイド少女 アイリス
「もう誰かの代わりに生きなくてもいいんだよ」
そういったのは誰だっただろうか、その言葉を聞いたときから私はアイリスとして生きている。
ブリンガーのハヤトのシーズのアイリス。
これがいまの私の役割だ。
イケメンコンテストを明日に控えてのリハーサルを、ドレス姿のまま抜け出してきてしまった。
ハヤトの言葉に悪気はないとわかっていてもやはり気になる。
私がコンテストにでてもいいのだろうか。ハヤトのシースでいいのだろうか。
「みつけた!今夜はステラバトル。明日はコンテスト本番。いろいろ準備もあるよ」
「そうね。迷惑かけたらだめだよね」
元気なく返事するアイリスに、ハヤトは頭をさげる。
「本当にゴメン!でも誤解しないでアイリスのこと誰よりも大事に思っている」
「僕はもっとアイリスに自分のことを好きになってほしい。大事に思って欲しいんだ!」
幕間 見せよう 科学(僕ら)の力を
ステラバトルの直前、2人は向かい合う。
いつもの準備が、いつもより神聖なものに思えた。
「みせよう。科学(僕ら)の力を!」
アイリスはその姿をハヤトを包むパワードスーツに変えていく。
攻撃に使う右手はひときわ大きいパワーアームだ。
いつものように2人は、このパワーアームで未来を掴むのだ。
カーテンコール
「僕はアイリスに何か自分の名前が入った記念になるものを贈りたかったんだ」
その言葉を聞くアイリスの手には、トロフィーが握られていた。
イケメンコンテスト小学生の部、女の子の部門優勝者 アイリス。
そうトロフィーには刻まれていた。
「大事なものや、守りたいものをこれからどんどん二人で増やしていこう。」
「それが僕らの力になるし、アイリスとしかできないことなんだ」