いちき串木野市制施行10周年という記念すべき今年、串木野青年会議所では、いちきかるた、くしきのかるた、いちき串木野ガイドブックなど、いちき串木野市の歴史や文化、特産品やイベントなどを題材とした「物語」や「RPG」などの要素を盛り込んだ体験型のイベントを実施します。
青年会議所のメンバーが子供たちと直接触れ合い、まちの思いを語るとともに、体験を通じて仲間と協力し問題を解決していくことの大切さや楽しさ、そして達成感を感じてもらい、個性ある豊かな感性を持ち、誇れる故郷の歴史や伝統・文化を知り、より一層の郷土愛をもった、次世代を担う子供たちを育む事業を行います。
なぜ「物語」そして「RPG」なのか
串木野青年会議所では、いちきくしきのかるたとり大会を毎年開催しています。チーム制ということで「友情」も育まれ、勝敗もあり「達成感」も感じられるということで、200名を超える子供たちに夢中になって参加して頂いております。
「成長要素」や「仲間同士の友情」や「達成感」など、参加した人を夢中にさせる要素が多くあるということで、近年「物語」や「体験」をテーマにした、体験型のイベントが全国各地で開催されています。
まちの歴史や文化について、より身近で楽しいものとして学んでほしい。未来の自分たちが暮らすまちをこんなまちにしたいということを考えてほしい。子供たちの考える未来のいちき串木野市を引き出したい!という思いから、子供たちに事業を通していちき串木野のことをより詳しく好きになってもらうとともに、「小さな成功体験」や「楽しかった思い出」を積み重ねてもらい、自分の夢やまちの未来などについて考えてもらうとともに、協調性や問題解決能力を育んでもらい、個性ある豊かな感性を育むことを目的として「物語」や「RPG」などの要素を盛り込んだ体験型のイベント事業に取り組みます。
地域に住む大人として、子供たちのために串木野青年会議所ができること
時代と共に変わり行く自然や環境であろうとも、街中に笑顔溢れる子供たちの声が響きあう社会は地域のたからであり、地域の未来を担う子供たちには、もっとまちのことを好きになってもらいたい、もっとまちに詳しくなってもらいたい、何よりこんなまちにしたいという思いや夢を持った子供たちでいてほしいという思いがあります。
また、これから成長していくなかで困難にも立ち向かえる、心身ともにたくましい人間に育ってもらうため、協調性や問題解決能力を育てることができる機会や場を作ることも必要であると考えます。
今回の事業では、青年会議所のメンバーは子供たちとの交流を通して、子供たちへの思いやまちへの思いを直接伝えるとともに、子供たちには体験を通じて仲間と協力し問題を解決していくことの大切さや楽しさ、そして達成感を感じてもらい、個性ある豊かな感性を持ち、誇れる故郷の歴史や伝統・文化を知り、より一層の郷土愛をもった、次世代を担う子供たちを育むきっかけが作れればと考えております。
ぜひ子供たちに、ひと夏の冒険を経験する機会を与えていただけると幸いです。
タグッ・チャーン隊長 こと 串木野青年会議所 青少年開発委員会 委員長 田口雅孝